ファイナンシャルプランナーの中山沙映です。
特別定額給付金…4月27日時点で住民基本台帳に記録されている人を対象に一人当たり一律10万円の給付金がいただける、というやつですね。
ついに、私のところにも特別定額給付金申請書が届きました。区役所のHPをチェックしていたところ、5月18日から発送が始まるとのことで、毎日郵便受けを見ていました。そしたら今日、入っていました!
早い自治体だと、GWあたりから申請書の送付がはじまったり、マイナンバーカードで申請するのにパスワードがわからなくて役所に人が殺到したり…他人事のようにニュースを観ていました。
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特別定額給付金申請書類&添付書類は自治体によって異なります
TVのニュースやネットでは、この給付金申請に関するトラブルが多く紹介されています。
申請書類
受給を希望しない人がチェックする欄があって、みんなそこに間違ってチェックを入れてしまう、とか…(役所仕事のくせに詐欺みたいなことしてんじゃねーよ!)
本人確認書類として添付する書類、普通は運転免許証の写しとかなんだけど、高齢者なのでそういった確認書類を持っていなくて申請できない、とか…
これらは、自治体によって異なるみたいですね。
私が住む地区では、
受給を希望しない方は、不要欄に「希望しない」とご記入ください
と書いてありました(しかも、わりと大きな字で)。
これだと、わざわざ「希望しない」と書かないといけないわけですから、かなりしっかりとした意思表示になります。
「希望しない」のチェックばかり気にしていましたが、申請書の右上に、世帯主(申請・受給者)の記入捺印の欄がありました。捺印を忘れないようにしないとね。
そして、受取口座を記入します。この欄もね、ヒトマス、ヒトマス、大きめに作ってありました。
こういった書類自体は、書くのはわりと得意、というか、慣れているんですけど、老眼気味なので、印字されている字や記入欄が小さいのはキツイ。
うちの区の申請書は、申請する方からすると、なかなか親切な申請書だなと思いました(なぜか上から目線…)。
添付書類
添付書類については
運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、在留カード、特別永住者証明書など
と書いてあります。
健康保険証なら、高齢者でも持っているはずですから、申請できますね。
都会だと運転免許証を持ってない人が多いです。ま、私も免許持ってますけど、運転する気も、予定もありません。身分証明書だと思っているので。
そういった本人確認書類とともに、
受取口座の通帳、キャッシュカード、インターネットバンキングの画面など写し
を、申請書と一緒に、返信用封筒に入れてポストに投函して終わりです。
ま、これ、あくまでもうちの自治体のことで、各自治体によって、色々異なるようなので、不明な点があったら、コールセンターに問い合わせるのが一番です。
一旦申請して、ミスがあると、そのやり直しにはさらに時間がかかってしまいます。また、自治体によっては、一旦「希望しない」にチェックすると、訂正してくれないところもあるらしいので…気を付けてくださいね。
マイナンバーカード
最初は、マイナンバーカードを持っていて、オンラインで申請すると、入金が早い、という触れ込みでした。
ところが、まず、オンライン申請のためのパスワードだかなんだかを忘れた、とかで役所に人が殺到。TV観ていたら、「これ、3密じゃん?」って感じの映像でしたね。
結局、オンライン申請の受付を中止する自治体も出てきました。
ちなみに、マイナンバーカード、私はまだ作っていません。
2020年9月から、マイナンバーカード所有者対象に、マイナポイント還元事業が始まる予定なので、2月頃だったかな?そろそろマイナンバーカード作ろうかな、なんて思いはじめていたところ、新型コロナウイルスの感染拡大。
きっと役所の人は、新型コロナウイルス対策で忙しいだろうから、と申し込みをしなかったのです。
その当時の自分は、まさか、全世界的にこんな大変なことになるとは思っていませんでした。
マイナポイントも、どうなるかわかりませんね。
ま、そのうち、話のタネに、作るつもりですけど。
最後に、申請書や説明書類に書いていない重要なこと
本人確認書類も、受取口座確認のための書類も、コピーしないといけません。
ご自宅にプリンターがあればいいですけど、ないお宅も多いと思います。私みたいに会社員だったら、会社のコピー機でこっそりコピー、というのもありでしょうけど、会社でコピーできない人もいますよね。
となると、コンビニのコピー機を利用することになると思うのですが…大切な個人情報満載の書類ですから、コピーしたあと、原稿をコピー機に忘れないように!
これ、本当に、気を付けてくださいね。コピー機など、使うのに慣れていない方は、コンビニが比較的空いている時間帯を選んで行ってみてください。店員さんが忙しくないときであれば、説明してくれると思います。お店のルールで、代理でコピーするのはNGですが、説明とかはOKのはずです。
私はブログによく書いていますが、日本という国は、とにかく申請主義なのです。制度をよく知って、助けてもらえるときは助けてもらいましょう。それは私たちの権利ですから。