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中山さんのブログ

相続のはなし

【相続は大変】金融機関①ゆうちょさん、さすがです

更新日:

ファイナンシャルプランナーの中山沙映です。

1月に父が亡くなりました。その死は突然で、母も、弟も私もどうしてよいやら、途方にくれてしまいました。

我が家は、実家:両親が地方住まい、子世代:首都圏に住まい働く、という意味では、典型的なパターン。なので、同じような状況の方の参考になればと思い、父の救急搬送から葬儀まで、子世代がどのように動いたかの第5弾です。

父の金融機関はゆうちょ銀行、地域のA農協、B地方銀行の3つしかありませんでした。亡くなる数年前に、結構整理してくれていました。整理する前だったら、メガバンクやら信託銀行やら証券会社やら、複数の金融機関の手続きが必要でした。あとで収納棚を整理したら、通帳やキャッシュカード(ただし残高はなし)が山ほど出てきましたから。

Contents

ゆうちょ銀行の手続き

先のブログで、かんぽの年金保険の手続きをしに、母と地元の郵便局に行った話を書きました。

そのとき、ゆうちょ銀行の手続きも、窓口で聞くことができました。

口座内容の確認

ゆうちょ銀行では、通常貯金・定額貯金・担保定額の3種類の貯金を持っていました。まず、これらの取引内容と残高を調査することになります。この調査が、一番時間がかかりました。多分、依頼して2ケ月くらいかかったと思います。

このタイミングで、この調査結果の報告先、その後の相続手続きのお知らせを私宛にしてもらうよう、依頼しました。依頼と言っても、当然のことながら、母の委任状を提出することで成立する依頼です。

母は委任状を書くこともできませんでしたが、同席していたので、ゆうちょの職員の前で、意思を確認しながら、私が記入しました。

ちなみにこのときの職員さんが「ほかの金融機関にも連絡して、必要な戸籍謄本などが何通いるか、など全部確認した上で動かれた方がいいですよ。結構金融機関によって必要な書類が異なるし、戸籍謄本とか、請求するのに時間もお金もかかりますし。」とアドバイスしてくれました。これ、本当にありがたかったです。

ひとつひとつ手続きしよう、って思っていたらダメ。ガーッとやらないと大変です。

相続手続き

前項の調査結果と一緒に、相続手続きの書類が私のもとに郵送されてきました。

書類の記入の仕方、必要書類の準備についての説明、いずれも、大変わかりやすくまとあっていました。

戸籍等については、すでに法定相続情報一覧登録が終了していたので、法定相続情報一覧図写しを用意することでOK。

「貯金等相続手続請求書」という書類に必要事項を記入します。相続人全員の記名、実印による捺印が必要。合わせて、相続人全員の印鑑登録証明書が必要なので、私→弟、弟→私、私→母、母→私、と何度も書類が行き来することになりました。我が家はこの程度ですみましたが、もっと相続人が多いと大変ですね…

これらの書類を合わせて、ゆうちょ銀行へ郵送しました。

相続貯金の入金

郵送した後、1週間か2週間くらいで入金手続き終了のお知らせが届きました。

一旦私のゆうちょ銀行の口座に入金になったので、母のゆうちょ銀行の口座に振り込みをして、相続手続きの終了です。

すべての手続きをしての感想として、ゆうちょ銀行の手続きに関する案内は、とてもわかりやすくてよかったです。

ちなみに、上記の手続きについては、父の場合です。個人の事情によって手続きは異なりますので、あくまで参考程度に読んでいただければと思います。

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