普段は会社員、ファイナンシャルプランナーの中山沙映です。
東京都は4月4日、新たに118人が新型コロナウイルスに感染したと発表したました。とうとう3桁になってしまいましたね。そのうち、81人は感染経路がわかっていないそうです。
この週末も、小池都知事は不要不急の外出自粛の要請。TVでみる都心の繁華街は、お店やエンタメの施設がお休みなこともあって、がらーんとしていました。
他の都市でも集団感染と思われるような状況もあり、いよいよヤバいかなあと思っています。
さて、うちの会社でも在宅勤務を導入しています。約1週間、実施してみての感想を書いてみます。
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在宅勤務、在宅組も出勤組も大変
この1週間、私は1日在宅勤務。他の日は出勤でしたが、そのかわり、同じ部署の人が在宅勤務の日もあって、ハッキリ言って、少ない人数で仕事をまわしていました。
うちの部署の仕事は期末期初が忙しくて、その他の時期はそれほどでもない。みんな「うちは季節労働者だからさ~」って言うくらい。
繁忙期、自分の仕事プラス在宅勤務の人の仕事
繁忙期なのに、席にいる人が少ないので、自分にかかってくる電話以外にも対応しなければいけません。
在宅勤務なので、在宅の人に連絡をつけて対応してもらうこともできるのですが、うちの会社の在宅勤務は、PCやデータを持ち帰ることができないので、その状態でできることは限られていて…実際は出勤組が対応するしかありません。
繁忙期、プラス新型コロナウイルス関係の仕事
繁忙期は、いつものルーティーンなので、仕方ないし、前もって準備もしています。
ですが、新型コロナウイルスに関わる仕事も発生していて、人も少ないのに仕事が増えています。
もちろん、医療従事者や教育関係、保健所関係…直接新型コロナウイルスに関わるお仕事の方はもっともっと大変です。
私なんて、まったくそういう関係の業種ではありませんが、クライアントさんから「支払えない」「支払いを待ってもらいたい」という電話がガンガンくるし、それに対して、上がまったく会社の方針を決めてくれません。
私の部署は、そんなに接客がないけれど、部署によっては、沢山お客様がきて、接客する部署もあります。会社は、社会への貢献も大事だけど、社員を守ることも考えてほしいです。
時差出勤しているのに残業、買い物ができません
繁忙期、人が少ない、新型コロナウイルス関係の仕事が加わって、自分の仕事が後ろ回しになってしまいます。自分も在宅勤務の日があるので、日々の仕事を翌日にまわす、ということができません。
なので、どうしても残業になってしまいます。
時差通勤をすることで、ラッシュ時の電車に乗らなくてすむ、というシステムだったのに、残業することで、結局ラッシュ時の電車で帰ることになってしまいました。
さらに、新型コロナウイルスの影響で、商業施設がいつもより早い時間にクローズしてしまうので、生活の必要なものを買う時間がありません。
医療従事者の方なんて、もっともっと大変なお仕事、大変なシフトでがんばっていらっしゃいます。
学校に行けない子供たちなんて、もっともっとストレス抱えていると思います。
私なんて、全然恵まれているってわかっているんです。でも、やっぱりね、少しずつ、少しずつ、ストレスがたまっていっている…
新型コロナウイルスの影響を受けて当たり前の日常が当たり前ではなかったことがいやというほどわかりました。
本当に3か月先、いや明日のことでさえわからない世の中。自分がどのように過ごせばよいのか、わからなくなるときがあります。
今日、久しぶりに米津玄師さんがツイートを更新されていました。
ありとあらゆるものが土台からぐらつき始めてるのを痛感しています。不安や怒りが目まぐるしく蔓延する中で、何が正しいのかも精査する暇がない。やるべき事をやるより以前に、今出来ることを一つずつやるべきだと思う。自分は日々小ぢんまりと音楽を作っています。みんな生きてまた会いましょう。
特別米津さんのファンってわけではないのだけど…彼の発する言葉が好き。
音楽、作っているんだ。
だったら、生きていたら、また米津さんの音楽が聴けるんだ。
そのために、がんばって生きていこう、と思える。
ライブなどのイベントごとがなくなって、それぞれのファンにとってはさみしい春ですが、こうやって、少しでもメッセージを発信してくれるとうれしいですね。