ファイナンシャルプランナーの中山沙映です。
コロナで撮影が中断されていた春のドラマが戻ってきました。中断時の再放送のドラマも懐かしかったり、今みると新たな発見があったり、楽しくはあったけれど、やはり新作ドラマは楽しいです。
その中で一番好きなのが金曜夜10時の「MIU404」
まず、脚本の野木亜紀子先生をはじめとする、私が大好きだった「アンナチュラル」のスタッフで作っていること。
主演の星野源さん、綾野剛さんはじめ、レギュラー陣も、ゲスト俳優さんも演技が上手な方で固められていて、極めつけが、絶妙のタイミングで流れる米津玄師さんの「感電」。そりゃー、ハマらないわけがない。
毎回リアルタイムで観て、録画もしていますが、今日は第7話の再放送と、星野源・綾野剛・米津玄師の3人によるトークがあるとのことで、こちらも視聴することに。
と、第7話が始まったところでJNNニュース速報。
東京都できょう新たに429人の感染確認
新型コロナ 2日連続の400人台
ドラマではKing Gnuのボーカリスト井口理さんがゲスト出演。井口氏扮する自転車でのデリバリーはウー〇ーイーツを連想させる。この撮影はコロナで撮影中断したあとの撮影。ストーリーや構成はずっと前から考えていたとは思いますが、コロナによる外出自粛でメジャーになったデリバリーがドラマに登場するって、すごいな、野木先生。「アンナチュラル」の初回の感染症もそうだったけど、もしかして、未来を知ってます?
ニュース速報も含めて、記録として録画を残しておこうと思いました。
さて、ドラマの内容、感想はここでは語りません。
語りたいのは「エンターテメントは不要不急か」ということ。
エンターテイメントは、スポーツと置き換えてもいい。
コロナの感染がじわじわと広がってきた3月くらいから。
そして外出自粛要請が出てからと、外出自粛がとけたあと。
この半年くらい、芸能関係やスポーツ関係の方は、活動を制限されていました。
「こんなときにコンサートなんて」
「こんなときに舞台なんて」
「こんなときに野球なんて」などという発言をしていた方も多かった。世間もそんな雰囲気だったし。
その中でも、インスタライブや動画サイトでパフォーマンスを見せてくれたり、ノウハウを教えてくれたり、自粛期間の私たちを楽しませ、励ましてくれました。
そして、そのメッセージの中では、外出自粛が明けたら、こんなことをしたい、なんていう希望を与えてくれて。
だから、がんばれた。芸術やスポーツは、医療とかインフラ関係とは違うけど、大事なものです。
そして、少しずつ日常が戻ってきて。
例えば私が好きな歌舞伎は、やっと8月に歌舞伎座の興行が再開されました。
チケットを取ったあとから、新宿の劇場のクラスターなどもあり、ちょっと不安なこともあるけれど…歌舞伎座は感染対策をしっかりしてくれているので、行くことにしました。
だって、私の推しの坂東巳之助さんが出るんだもの。
歌舞伎役者でも、松本幸四郎さん、尾上松也さん、香川照之さん、市川猿之助さんなどは、ドラマやバラエティにも出演される機会が多めだけど、坂東巳之助さんは、ほとんどTVに出ない!若いのにSNSもやらないので、本当に、舞台がなければ会えない役者さんなのです。
市川猿之助さんのインスタに書いてあったことが、すごく素敵な言葉だったので引用させていただきます。
黒字が出ることを成功というならば、決して興行的には、成功ではないであろう。いや、するはずがない。
しかし、一人でも観に来て下さるお客様がいるのであれば、我々には、舞台をやり続ける覚悟がある。
なぜなら、その人は、歌舞伎再開を待ってた人だから。
損得も大事。でも、今は、損得なんかじゃない。
我々が大切にしたいのは心意気だ。
この心意気は、コロナにも潰せまい。
この「歌舞伎」が、人によっては「野球観戦」かもしれないし、「サッカー観戦」かもしれないし、「嵐のコンサート」かもしれない。
「ディズニーランド」かもしれないし、「海でサーフィン」かもしれない。
みんな、それぞれに楽しいことやうれしいこと、これがあるから仕事や勉強がんばれる!っていうことがあると思うのです。だから、エンターテイメントは絶対に必要なものです。
withコロナの生活ははじまったばかり。興行をする方の人、観客サイド、それぞれガイドラインを守りながら、エンターテイメントを楽しんで行きましょう!