乳がんがわかって手術するまで、そして手術のあと。不安だらけで、普通に毎日を暮らしていくだけでいっぱいいっぱいでした。当時実際どのような心境だったのか、あまり覚えていません。
今振り返って、気持ちの切り替えのきっかけになったことを書き出してみたいと思います。
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整理収納アドバイザー1級の一次試験合格!合格することで自信がもてた
整理収納に興味を持ち、2級講座を受講したのが2013年の夏。
1級の予備講座を受けたのが病気発覚直前の、2014年秋。
時間が空いたのは、2級を受けたときの講師の先生が1級の講師になるのを待っていたためです。
そして、その先生の講座と、自分のスケジュールがなかなかあわなかったためです。
講座受講時は、まさか自分が病気になるなんて思っていなくて、1級の1次試験の申し込みをしてしまっていたのです。
受験料がもったいないのと、勉強していると気がまぎれるので、術後に試験を受け、合格しました。
これは自信につながりましたし、本当にうれしかったですね。
すてきなエステティシャンとの出会いで自己肯定感が高まり前向きに
薬の副作用のため、手術から1年経つ頃には、とても太ってしまいました。
それまで軽く運動習慣はありましたが、術後の身体の痛みで、運動はできません。
自分でダイエットするのは無理だと思い、痩身エステに通うことにしました。
エステははじめての経験でしたが、自分のサロンを立ち上げたばかりの、若いけれども理想に燃えた、とてもすてきなエステティシャンに出会うことができました。
エステサロンのホスピタリティってすばらしいじゃないですか。
優しく甘やかされることで、
「自分は大切な存在だ」と思ったり、
「自分はかけがえのない存在だ」
と思える心理状態、いわゆる自己肯定感が高まりました。
さらに、エステって自分は寝ているだけ。受動的です。
いつも全力で施術してくれる彼女をみていたら、自分でも何かしたい、と思うようになり、ファイナンシャルプランナーの勉強をする、という新しい目標を持つようになったのです。
ファイナンシャルプランナーの資格取得で自分に自信が持てた!
最初はFP検定の2級がとれたらいいな、くらいの気持ちで勉強していました。
若くない私が、はじめてチャレンジした国家資格。勉強しているうちにどんどん楽しくなってきて、1級まで取得することになりました。これはとても自信につながりました。
8ケ月でマイナス10キロのダイエットに成功!
FPの勉強と並行して、痩身エステで受け身になるだけでなく、自分でダイエットも始めました。
紹介で、パーソナルトレーニングの先生についていただきました。
それまでも多少の運動習慣はありましたが、筋トレははじめて。
最初は腹筋ができなかったのに、少しずつ、できる回数が増えていきました。これはうれしかったです。
勉強と筋トレって共通するところがあって、自分ががんばれば、がんばっただけ結果につながります。
努力する自分が愛しくて愛しくて…そんな気持ちにさせてくれたのは勉強と筋トレなのです。
自己肯定感を高める努力
自己肯定感って、最近よく聞く言葉ですね。
自己肯定感は、すぐに高められるものではないそうですが、高める努力をすることで、生きにくさを感じた気持ちが和らぐそうですよ。
多分私も、無意識のうちに自己肯定感が高められて、前向きになれたのかな。
これからも、自己肯定感を高める努力をしていきたいと思います。