緊急事態宣言下、GWに突入しましたね。
私は朝から散歩。住宅街なので、鯉のぼりを飾っている家もあったりして、気持ちがほわほわしました。
散歩から戻ったら、冬物の毛布などを洗濯しつつYouTubeで昭和のポップスを鑑賞。
昨日、【マツコの知らない世界】で、「今、若者に大人気!昭和ポップスの世界」という特集をやっていて、まさに、私の青春時代と重なっていて、あらためて当時の歌を聞きたいな、と思ったので。
マツコさん1972年生まれ。
私、1968年生まれで4歳違いですが、多分マツコさんは当時から早熟で、私はわりと遅れた人間なので、ほぼ同じTVを観ていたんじゃないかと思います。だから、マツコさんの発言って、(音楽に限らず)共感できることが多いです。
自分が若くイキっていた頃。
当時の上司とかが「今時の若い者は」とか「昔はよかった」「今は昔に比べて楽だよね」とか言うの、すごく嫌いだったんですよね。だから、自分では絶対言わない。
マツコさんも
「ノスタルジーでモノを語る人間にはなりたくない」と番組内で言っていましたけど…
それでも、やっぱり、昭和のアイドルってすごいよね。
今の、というか平成から今、アイドルはグループが主流。
モー娘。とかAKBとか〇〇坂とか。
だから、今の若い方からすると、1人でステージに立つ昭和のアイドルは衝撃的だったんですって。
それに対するマツコの答え。
「覚悟だと思う。
覚悟をしたかしてないか。
やるんだったらとことんやってやれ。
誰も味方はいないいだという気合の入れ方。」
なるほど、気合か。
実際の番組のメインは、アイドル論ではなく、音楽のもっと深い部分のお話。
むかしの曲は、イントロにインパクトがあったけど、今の曲はイントロがない、とか。
そー言われてみればそうですね。
King Gnuの「白日」とか、米津玄師さんの「Lemon」とか…
なるほど、むかしイントロクイズの番組あったもんね。
今聞いてもまったく古さを感じない。
むしろカッコいいとさえ思ってしまう楽曲。
当時のアイドルって、10代後半から20代前半なのに、すごく大人に見える。(マツコの言葉を借りれば「覚悟」「気合」があるからなんだろうけど)
音楽番組はほぼ生放送で、生だからこそのハプニングがたくさんありました。そこからまた、その歌手の伝説が生まれたりするわけで…
あー、やっぱり昭和ポップスすごいっ!
今日はYouTubeで、ずっと中森明菜の曲を聴いていました。
当時のTVの歌番組の映像もあって、まだあどけない表情で、ちょっとぽっちゃりしたスタイルのデビュー当時から、どんどん洗練されて美しくなっていき、貫禄さえ感じられるようになるまで…歌姫の誕生と伝説をみたような感じです。しかも、実際、私は生でそれを観ていたし。
歌と映像とともに、この曲の振り付け、必死に覚えて、学校の休み時間にみんなで踊ったな、とか、当時好きだった先輩のこととか…むかしのことを思い出して、つい涙が出ちゃったり…(年を取ると、涙もろくなる…)
言いたくないけど言っちゃう、むかしはよかった!
今はTV局も収録ができないので、ぜひ、懐かしい昭和の映像を流してほしい。
そして、コロナがおさまったら、昭和歌謡バー、行きたいっ!