ファイナンシャルプランナーの中山沙映です。
2021年第1回のCFP®資格審査試験が6月13日、20日に行われます。
今日は、いよいよせまったCFP®資格審査試験について、試験当日の注意点を書いてみます。試験前の息抜きにでもなれば幸いです。
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試験当日は、早め早めの行動を!
試験当日も、わりと朝早く起床。私は、平日と同じ6時には起きていました。できるだけ早く、試験会場の最寄駅まで行くためです。最寄駅まで行けば安心ですから。
さて、私が試験を受けたときと違って今はコロナ禍。当時と異なるルールもあるので注意!
試験当日の朝、自宅にて必ず検温を実施し、37.5 度以上の発熱がないことを確認するよう、日本FP協会のHPに書かれていました。結果については、当日配付する「健康状況等自己申告書」に記入してください、とあります。これがどのようなものなのか、HPを見ているだけの私にはわかりませんが、多分、このあたりの注意事項は、受検票にも書かれているはず。しっかり読んでおきましょう。当然のことながら、検温は忘れずに!
そして、近くのカフェかファミレスでモーニングを食べながら、最後の勉強タイムです。
試験会場、というか試験を受ける教室には、かなりぎりぎりにならないと入室できませんので、落ち着いて勉強できるのはこの時間のみ、くらいに考えたほうがよいです。
試験会場が大学だと、学食や教室を開放して、控室にしてくれることが多いので、会場に早く行くのもありです。ただ、あまり早すぎると、校門自体が開いていない可能性もあります。
いわゆる貸し会議室、みたいなところだと、控室があってもせまくて、居場所がない、ということも。
私がFP3級を受けたときのTKP市谷カンファレンスセンターはそうでした。
当日の持ち物を用意
受検票・本人確認書類・電卓・筆記用具(とくに消しゴム)は持ちましたか?
本当に、本当に忘れる方が多いので、気を付けてください。
消しゴムや電卓など、忘れてもコンビニで買えるかもしれないけれど、やはり使い慣れたものが一番ですからね。
1課目しか受けない方は不要かもしれませんが、2課目・3課目と受ける方は、試験と試験の間の時間に使うテキストやノート、食べ物や飲み物の準備も必要ですね。
試験会場が大学でも、学食は休みなので、事前に購入しておくようにしましょう。また、食べる場所があるかどうか、確実ではありませんので、幕の内弁当とかじゃなく、手軽に食べられるおにぎりやパンなどの炭水化物がよいでしょう。
ランチタイム問題、私のときは…
私がFP3級を受けたときのTKP市谷カンファレンスセンターは、控室も用意がありましたが、そこはいっぱいになっていたし、試験会場になっている部屋は、準備などがあって、クローズされるので、食べる場所がありませんでした。一応、おにぎりは持っていたのですがね。
まわりは結構飲食店もありましたが、同じ受検生たちでいっぱい。少し離れた、駅の反対側にあるカフェを目指して歩き、そこでぎりぎり席をキープしてランチをしました。
CFPのときは、すべて大学が会場だったので、座ってテキストを広げられる場所があってよかったです。ごはんも、食べることができました。
さて、私が試験を受けたときと違って今はコロナ禍。以前と異なり、飲食店がやっていない場合もあります。また、大学の学食自体、開放してくれるのかどうかもわかりません。そのあたり、受検票に書いてあるとよいのですが…
また、水分補給も大切ですね。私は、自宅から温かい飲み物、たとえばほうじ茶など、を保温タンブラーに入れて持って行くようにしています。私が冷え性なためですが、冷たい飲み物は簡単に購入できるけれど、温かい飲み物は、シーズンによっては手に入れにくいので。
試験会場そのものと、座る席によって、エアコンの効き目がどのようになっているかわかりません。
寒くて電卓や鉛筆を持つ手が震える…なんてことがないように、重ね着の厚着をするとよいでしょう。暑ければ脱げばよいのですから。カイロなども持ちましょう。
コロナ対策もしっかり!
私が受けたときと違って、今はコロナ禍。
協会のHPのトップに、「受験者の皆様へ 新型コロナウイルス感染拡大防止対策へのご協力のお願い」というお知らせがあります。試験に関するお知らせや変更は随時更新されているそうなので、こちらもチェックしておきましょう。
試験当日の朝、自宅にて必ず検温を実施し、37.5 度以上の発熱がないことを確認するよう書かれています。結果については、当日配付する「健康状況等自己申告書」に記入してください、とあります。これがどのようなものなのか、HPを見ているだけの私にはわかりませんが、多分、このあたりの注意事項は、受検票にも書かれているはず。しっかり読んでおきましょう。
また、新型コロナに感染していたり、保健所等から濃厚接触者とされ、自宅等での待機扱いになってしまって受験を控えられた方は、診断書等の証明書類(試験日前後一定期間のものに限る)の 提出により、特別措置として受験料を返金するそうです。
今までがんばってきたので、どうしても受けたい、という気持ちはわかりますが、もし、少しでも疑いがあるならば、無理はしてほしくありません。どうか、適切な判断をしてくださいね。
最後に。平常心!そして最後まであきらめない気持ち!
試験というものから長らく遠ざかっていた大人にとっては、緊張する試験。なるべく早く落ち着いて、平常心で試験に臨みましょう。
FP検定とちがって、CFPは課目ごとに受けていきます。
私は、それまではそんなに緊張しなかったのですが、最後の課目である「金融」の試験では、めちゃくちゃ緊張しました。鉛筆を持つ手が震えるくらい…それは「絶対今回で受かるんだ!」という決意があって、それゆえの気負いのようなものだったと思います。
試験は、ある程度の時間になると退出することも許されていますが…私は今まで受けてきた試験、すべて途中退出はしていません。ま、いつも時間ギリギリ、というか間に合わないことの方が多いのですが…最後の1秒までも無駄にせず、試験と向き合っていたいから。
事実、FP1級を受けたとき、最後の1分くらいでミスに気づき、慌てて直して、3問正解することができました。この3問が出来ていなかったら、不合格になっていたかもしれない…
こんな経験があるからこそ言います。最後の最後までねばってください!
みなさんの健闘をお祈りしています!