日々の買い物の90%はキャッシュレス決済のファイナンシャルプランナーの中山沙映です。
コロナ禍以降、現金を触ることに嫌悪感がありました。それは店側も同じ気持ちなのか、コロナ禍以降、キャッシュレス決済、とくにアプリによるキャッシュレス決済が可能なお店が増えて、本当にありがたいです。
キャッシュレス決済のアプリもどんどん増えています。
Contents
客側もお店側もWIN-WINなキャッシュレス決済
スマホQRコード決済、私の場合
私がスマホのQRコード決済を使い始めたのは2019年。ちょうど消費財が8%から10%に変わったタイミングで、経済産業省がキャッシュレス決済のポイント還元事業を始めた頃です。
経済産業省のポイント還元以外にも、QRコード決済の各社独自のサービスなどもあったので、当時、PayPayとLINE Pay、楽天Payを導入しました。
その後、PayPayメインにしました。当時は、PayPayを使えるお店が多かった印象です。それは、今も変わらないと思います。
Suica、リスク回避のためのICカード
SuicaのICカードを多用しています。JR沿線に住んでいるので、駅ナカを含め、Suicaを使えるお店が多いのです。ICカードにしているのは、スマホが使えない場合のリスク回避のためです。今年7月に起きたauの電波障害のようなことがあったり、自分のスマホ自体の不具合とか、スマホのQRコード決済が使えない場合がありますからね。
クレジットカードよりデビットカード
FPの勉強を始めたときに、クレジットカードをやめました。とは言え、ネットショッピングとか、カード決済が必要なときもある。
そこで、代わりに使うことにしたのがデビットカードです。
メインで使っている住信ネット銀行で、キャッシュカード兼デビットカードを作りました。
デビットカード は、クレジットカードと異なり、口座から即時引き落としされるのが特長です。 口座から直接引き落としで使いすぎの心配なしです。そして、クレジットカードとほぼ同じように使えます。月々の携帯料金などは、デビットカードでは使えない時代もありましたが、私の場合、今はデビットカードで決済できています。
また、楽天銀行でもキャッシュカード兼デビットカードを作りました。ちなみに楽天銀行のデビットカードはJCB、住信ネット銀行のデビットカードはVisaなので、この2枚があれば、大抵の場合使えます。(あ、海外ではどうかわかりませんけど)
ショック!PayPayの改悪
さて、そんな感じでキャッシュレス決済を使っていましたが、この12月から、PayPayのポイント付与が改悪されました。
PayPayで支払いをすると基本0.5%のPayPayポイントが付与されます。この付与率を最大1.5%まで引き上げることができるのが「PayPayステップ」。提示された条件を達成することで、得られるポイントがアップする。
「PayPayステップ」
・基本0.5%
・300円以上の支払い30回以上かつ5万円以上 +0.5%
・対象サービスのうち3サービス利用 +0.5%
私のような小市民でも、PayPayをメインで使うことで、この3つの条件をクリアしていて、1.5%のポイントUPになっていました。
ところが!
この条件が2022年12月から変更となり、2023年1月の付与分から新しい達成条件での特典内容になります。
新しい達成条件は、
・基本の0.5
・「PayPayあと払い」※での支払いの場合、+0.5%
・300円以上の支払いが30回以上、10万円以上の利用で+0.5%
PayPayあと払いは、1カ月分をまとめて翌月に支払るサービス。指定した金融機関の口座引き落としになり、翌月1回払いであれば手数料は無料とのとですが、これではクレジットカードと同じですね。
なので、私はPayPayあと払いには申し込みません。今後は、PayPayをメインにはしないと思います。
楽天ペイをメインにする
そこで、最近よく使っているのが楽天ペイです。
私が普段一番よく買い物をするのが西友。西友では、楽天ポイントカード提示&楽天カードや楽天ペイで決済すると、楽天ポイントがUPする日があるのです。
なので、ポイントUPする日に買い物をするようにしたところ、ポイントが貯まる貯まる!
最近は楽天ペイが使えるお店も増えているので、結構使い勝手がよくなってきています。営業さんががんばってくれているのかな。
制度はどんどん変わる
日本全体が不景気だし、世界からみたら円安だし、今回改悪したPayPayほか、キャッシュレス決済各社も経営が大変なんですよ。そのため、サービスが改悪することもあるし、逆に便利なサービスを導入してくれることもある。
常に新しい情報をアップデートして、自分の生活にフィットするキャッシュレス生活をしていこうと思います。