ファイナンシャルプランナーの中山沙映です。
日経WOMANという雑誌、よく買います。
今月の特集は「明日が変わる!ひとり時間」。
Contents
人間は絶対的に孤独な生き物
配偶者なし、子なし。さらに、今年母が亡くなったので、親もいない。もう、完全なるおひとり様です。
まったくさみしくない、不安はない、と言えばうそになります。
ただ、たとえ配偶者がいても、子どもがいても、人は本来ひとり、と思っています。
なので、今月号で、精神科医であり、僧である川野泰周さんの言葉がスーッと心に入ってきました。
人間は本来、個の生き物であり、ひとりで生まれ、ひとりで死んでいく絶対的に孤独な存在です。
さらに
森羅万象(この世に存在するすべて)とつながり、決して途切れることのない縁で結ばれている存在でもあります。
そして
自分を慈しむことができると、他人にも思いやりを向けられるようになり、温かで心地よい人間関係を築けるようになる。
そうなると、完全な孤独はありえないとわかるのだそうです。
確かに。
母が亡くなったとき、大きな喪失感があったけれど、仕事をすることで母を失ったさみしさがまぎれたし、友人はあたたかく見守ってくれました。
逆に、私なんかを頼って、相談してくれたりする友人もいる。だったら、なにかしら力になってあげたい、と思うのです。
ひとり時間の使い方・つくり方
雑誌の中では、色々な方のひとり時間を紹介しています。勉強したり、リラックスしたり…みなさんそれぞれ充実した時間を過ごしていらっしゃいます。
私自身は、つねにひとり時間なので、とくに工夫はないのですが…若い頃とは違い、体力的に無理がきかないので、余裕をもって過ごすようにしています。
休日は、朝早い時間から活動することにしています。買い物は午前中に行くようにしています。その方が空いているから。
私、せっかちなわけではないけれど、「待つ」ことが苦手なんです。「待つ」って時間の無駄だと思っているから。
その一方で、「何もしない時間」も大切にしてます。仕事中はタスクに追われているので、ボーっとする時間が必要なんです。
配偶者もいない、子どももいない、介護する親もいないって、ある意味完全に自由。
これからは、本当に自分のためだけに生きていくことになります。
今でも、スポーツ観戦や歌舞伎鑑賞、鬼滅の刃や北欧雑貨…好きなものが沢山あります。それらを楽しむためのお金と体力をKEEPすることが重要。
さあ、これからのひとり時間を充実させるために、仕事をがんばろう。でも、心と体の健康が大切だから、仕事で消耗しすぎないようバランスを考えて。
そんなことを考える日曜の夜でありました。