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人気声優櫻井孝宏の不倫問題と「鬼滅の刃」

投稿日:

「鬼滅の刃」大好き、ファイナンシャルプランナーの中山沙映です。

先日の文春砲で、人気声優の櫻井孝宏さんの不倫が発覚。事務所の公式HPでご本人が謝罪しているので、不倫は真実なのかな。ラジオ番組を降板したり、各所で炎上しています。

そして、こんな動きも…↓

不倫報道の櫻井孝宏 ジャンプフェスタ「呪術廻戦」ステージ出演を取りやめ

声優の不祥事と作品は切り離して考えるべきなのでしょうか?

Contents

人気声優・櫻井孝宏さんの文春砲

まず、「週刊文春」は9月に櫻井さんが結婚していたことを報じました。

声優さんって、あまりプライベートを公開しないイメージ。そしてファンが過激なイメージ。私でも知っているくらい有名で人気のある宮野真守さんが結婚発表したとき、かなり炎上したのを覚えています。

そういうこともあって、あえて発表しない方もいるのではないかと思います。

ただ、ファンの方は、SNSだったり、オフィシャルなラジオの話から、既婚者であることは知っていたりするらしいです。

櫻井さんも、もうアラフィフですし、この結婚報道では、ファンの方はそんなにショックを受けたようでもなさそうでした。

文春砲は続く

この結婚報道にショックを受けたのは“10年不倫”のお相手女性。櫻井のラジオ番組の放送作家を務めていた不倫相手は体調を崩し、番組を降板、番組自体も終わってしまいました。

まず、不倫はいけないことです。でも、相手が既婚と知らなかった(騙されていた)場合、女性には罪はありません。その女性は29歳から39歳という、女性として大切な10年を、櫻井さんと過ごしたわけです。女性として、出産のことを考えれば、非常に大切な年月でした。無関係の私でさえ、「とっととくたばれ、くそ野郎」と言いたくなります(「鬼滅の刃」で胡蝶しのぶさんが言うセリフです)

この10年既婚であることをだまって付き合っていたことは、ファンでなくても「不誠実だ」と非難したくなります。

ファンがもっともイヤだと思ったこと

ラジオ番組に関連して、櫻井さんが海外を旅するDVDが発売されているのですが、そこには番組の放送作家である女性も同行しています。旅行中はお二人の距離が近くて、“まるでふたりの新婚旅行のようだね”と言われていたそうです。

不倫カップルのいちゃいちゃを、お金払って買ったファンにとっては、塔矢アキラでなくても「ふざけるな!」(「ヒカルの碁」で塔矢アキラが言ったセリフです)と怒りたくなります。

そして、櫻井さんの下衆な行いによって、彼が作品の中で言ったセリフ「サルども」(「呪術廻戦0」の夏油さま)とか
「俺はきらわれていない」
「俺は水柱になっていい人間じゃない」(「鬼滅の刃」の冨岡義勇)
「鱗滝左近次、冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します」(「鬼滅の刃」で義勇の師匠鱗滝さんがお館さまに宛てた手紙の一部)
を、櫻井さんを揶揄するのに引用されているということ。

これは作品のファン、スタッフ、原作者、といった作品に関わったすべての人にとって、心の底からイヤなのです。

なぜ「不倫」がいけないのか

「不倫」は当事者同士の問題であり、犯罪ではないのだから、他人がとやかく言うことではない、との意見もあります。

不倫は刑法上の犯罪ではありませんが、民法上の不法行為に当たります。

不法行為とは、他人の権利や法律上保護される利益を侵害する行為を指しています。

不倫の場合には、夫婦生活の平穏という利益を著しく侵害する行為です。そのため、不法行為に当たります。

櫻井さんの場合、不倫相手だった女性に対して、そのつもりがないのに結婚すると偽って、交際相手から財物を騙し取ったりしていたら、「結婚詐欺」として刑事事件で起訴することも可能です。

今はコンプライアンスが重要

コンプライアンス(compliance)とは、「法令遵守」を意味しています。単純に「法令を守れば良い」というわけではありません。

私も勤務する会社で1年に1回、「コンプライアンス研修」なるものを受けていますが、企業に求められている「コンプライアンス」とは、法令遵守だけでなく、倫理観、公序良俗などの社会的な規範に従い、公正・公平に業務をおこなうことを意味しています。

コンプライアンスは、どの企業も事業をおこなう上で遵守する必要があります。コンプライアンス違反は取引先や顧客の信頼を大きく失い、その後の経営に多大な悪影響を与える可能性が高いです。

「芸能人に品行方正・清廉潔白を求めていない」と言った声もあるでしょう。しかし、今は、TVや雑誌、SNSと、あらゆる方面から情報は入ってきます。不適切な行動をした芸能人の活動を、子どもの目には触れさせたくないです。

ひとつの作品を多角的に発信するので、CM、円盤化、コラボ商品など、たくさんの企業やスタッフが携わることになります。

そうなると、芸能人だろうが、会社員だろうが、コンプライアンス遵守は徹底しなければならないのです。

演者とキャラクターは別物だけど

それでも、「鬼滅の刃」で、主人公を導いた冨岡義勇というキャラクターの中の人が、下衆な奴だと思うと、それはストーリーに入り込めません。

これまでは、櫻井さんのラジオ番組の降板でしたが、今回は作品に関するイベントの欠席。確かに、この状態で、ファンの前に立つのはキツイよね。「呪術」の場合、作品の主人公である虎杖たちの声優さんたちが櫻井さんよりずっと若いので、絡みにくいだろうし…

「呪術廻戦」の場合、アニメ2期が控えています。アニメ2期は、五条先生と夏油さまの高校時代のエピソード。

「呪術廻戦0」とTVアニメの「呪術廻戦」の夏油さまを演じ分けた櫻井さんの演技力は、降板するには惜しいものがある。あるけど…うーん、どうなんだろう。

「鬼滅の刃」については、次の「刀鍛冶の里」編には義勇さんは出演がないので、ちょっと様子見ですかね。

映画「無限列車」の公開前後のこと。メインキャラクターの声優である花江夏樹さん、鬼頭明里さん、下野紘さん、松岡禎丞さんが宣伝のためにバンバンTVに出演されていたのです。当時の人気ぶりに、ご本人たちも驚いていて、下野さんが「おれたち、絶対不祥事起こしちゃダメだよね」って言っていたのが印象的でした。

もうね、このメインキャラクターたちは、この4人じゃないとダメだから、絶対に不祥事起こさないでね、病気しないでねって思いましたし、今も思っている。

「鬼滅の刃」を全部アニメ化するまで死ねないって思っていますから。なんせ、最後までアニメ化しないと、自分の推しである風柱不死川実弥のカッコよさを、原作未読の人にわかってもらえないので。

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