ファイナンシャルプランナーの中山沙映です。
12月に入って1週間。なんかもう、毎日バタバタしています。
先週、なんとか忌中はがきを出せたのがせめてもの救い。
11月にたてた目標【2020年、残り2ケ月の目標を設定しました】クリアできなそう…まあ、最悪、これらの目標は年をまたいでもいいか…
ただ、年内にやっておかなくてはいけないことがひとつ。それは「ふるさと納税」です。
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ふるさと納税とは
ふるさと納税とは
「ふるさと納税」とは、過疎化する地方を活性化するために生まれた制度です。
「納税」という名前だけど「寄附行為」です。なので、2020年のうちに、応援したい自治体(というか返礼品)を選び、申し込み、支払いをします。すると、「寄附控除」という形で、所得税が還元されるのです。
「寄附控除」を受けるには、基本的には「確定申告」をすることになります。
ただ、給与所得者だと、もともと「確定申告」の必要のない人がほとんど。ふるさと納税のためにわざわざ「確定申告」するのも面倒だな、と思われる方も多いでしょう。
そこで、「ワンストップ特例」という制度があります。
「ワンストップ特例」とは
ワンストップ特例制度の申請条件を満たしていれば、確定申告なしで税額控除が受けられます。
ワンストップ特例制度が適用されると、控除される全額が翌年の6月以降に支払う住民税から自動的に控除されます。
申請条件その1:確定申告をする必要のない給与所得者であること
年収2,000万円を超える所得者や、医療費控除等で確定申告が必要な場合は、確定申告で寄付金控除を申請してください。
申請条件その2:1年間の寄附先が5自治体いないであること
1つの自治体に複数回寄附をしても1カウントになります。
申請条件その3:申し込みのたびに自治体へ申請書を郵送していること
複数回申し込んだ自治体には、同一自治体であってもその都度申請書を提出する必要があります
これは、寄附(返礼品)を申し込むときに、「自治体からのワンストップ特例申請書の送付を希望する、と申請する必要があります。
最近では、申請書を送ってくれなくて、自分でダウンロード・記入して、自分で自治体に郵送する、というパターンも増えてきています。
申請方法
上記申請書と、マイナンバーがわかる書類(マイナンバーカード・通知カード・個人番号が記載された住民票などの写し)と申請者本人を確認できる書類(運転免許証などの写し)を、寄附した翌年の1月10日までに自治体へ郵送します。
ふるさと納税、どこで申し込む?
今、ちょうどRakutenスーパーSALEをやっています。
半額以下のアイテムも多いですが、ショップ買いまわりでポイントもアップしますので、ぜひ、ふるさと納税の返礼品を探してみてください。
楽天以外でも、
など、たくさんのサイトがあります。サイトによって、同じ自治体でも返礼品が違ったりしますので、ご自分の興味のあるものを選んでみたください。
ふるさと納税の選び方、ここに注意
ふるさと納税の返礼品の選び方。時期的に、クリスマスや正月のものを選びたくなりますが、配送が間に合わないことも想定できます。そのあたりは気をつけて、自宅用の、急がなくていいものを選んだ方がよいでしょう。
私は、返礼品はお米とお水と決めています。あと、その地方のお酒。
一人暮らしなので、お肉や水産品、果物などは、量が多くて食べきれません。
また、一応ふるさと納税なので、その地域のものを選びたいです。その地域に工場があるわけでもないのに、大手ビール会社のビールが返礼品、というのはいかがなものか、と思います。
ふるさと納税の弊害として、ふるさと納税をすることにより、自分が住む自治体への納税額は減少します。東京23区なんかは、ふるさと納税によってかなり減収になっています。
平日は仕事で家にいないし、子供もいないので、自分の住む自治体との関わりがあまりないな~。自治体でお世話になっているのって、ゴミの処分くらいだな~。
そんな風に思っていたのですが…コロナ禍においては、自分が住む自治体にとてもお世話になっていると感じました。ふるさと納税はほどほどにしておく予定です。
みなさんも、よく考えて、ふるさと納税をしましょう!