ファイナンシャルプランナー中山沙映です。
2020年9月の3級FP技能検定・2級FP技能検定は9月13日に行われます。今のところ、予定通り行われるようです。
私が3級FP技能検定を受検したのが2016年1月。
2級FP技能検定を受検したのが2016年5月。
もう4年前のお話になってしまいました。
新型コロナウイルスの感染リスクという、当時とはまったく異なる環境。色々な意味で受検生のみなさんのストレスは大変だと思いますが、きっとこれを乗り越えることで、今後の人生において大きな自信となることでしょう。今回は、試験前日の過ごし方について書いてみます。試験前の息抜きにでもなれば幸いです。
もう4年前のお話になってしまいますが、試験当日の行動の注意点について書いてみます。試験前の息抜きにでもなれば幸いです。
試験当日も、わりと朝早く起床。私は、平日と同じ6時には起きていました。できるだけ早く、試験会場の最寄駅まで行くためです。最寄駅まで行けば安心ですから。
そして、近くのカフェかファミレスでモーニングを食べながら、最後の勉強タイムです。
試験会場、というか試験を受ける教室には、かなりぎりぎりにならないと入室できませんので、落ち着いて勉強できるのはこの機会のみ、くらいに考えたほうがよいです。
試験会場が大学だと、学食や教室を開放して、控室にしてくれることが多いので、会場に早く行くのもありです。ただ、あまり早すぎると、校門自体が開いていない可能性もあります。
いわゆる貸し会議室、みたいなところだと、控室があってもせまくて、居場所がない、ということも。
私が3級を受けたときのTKP市谷カンファレンスセンターはそうでした。
受検票・本人確認書類・計算機・筆記用具(とくに消しゴム)は持ちましたか?
消しゴムや計算機など、忘れてもコンビニで買えるかもしれないけれど、やはり使い慣れたものが一番ですからね。
学科と実技、1日で受ける方が多いと思うので、昼食の準備も必要ですね。
試験会場が大学でも、学食は休みなので、事前に購入しておくようにしましょう。また、食べる場所があるかどうか、確実ではありませんので、幕の内弁当とかじゃなく、手軽に食べられるおにぎりやパンなどの炭水化物がよいでしょう。
私が3級を受けたときのTKP市谷カンファレンスセンターは、控室も用意がありましたが、そこはいっぱいになっていたし、試験会場になっている部屋は、準備などがあって、クローズされるので、食べる場所がありませんでした。一応、おにぎりは持っていたのですがね。
まわりは結構飲食店もありましたが、同じ受検生たちでいっぱい。少し離れた、駅の反対側にあるカフェを目指して歩き、そこでぎりぎり席をキープしてランチをしました。
2級を受けたときは、立教大学でした。試験を受けている教室と同じフロアに、椅子がいくつか並べられていて、そこでおにぎりを食べた記憶があります。立って食べているひともいました。立教は、学食とかオープンにしてくれていなかったのかな?ちょっと覚えていません。
また、水分補給も大切ですね。私は、自宅から温かい飲み物、たとえばほうじ茶など、を保温タンブラーに入れて持って行くようにしています。私が冷え性なためですが、冷たい飲み物は簡単に購入できるけれど、温かい飲み物は、シーズンによっては手に入れにくいので。
2級を受けたのはちょうど4年前の5月ですが、その日はとても暑い日でした。
そしてさすが立教大学。冷房が非常によく効いていて、私は寒いくらいでした。
自分が冷房に弱いことはわかっていたので、トップスははおり物を持って行きましたが、それでも寒くて…午後は腰にカイロを貼って受けました。それも今となってはよい思い出です。
試験というものから長らく遠ざかっていた大人にとっては、緊張する試験。
なるべく早く落ち着いて、平常心で試験に臨みましょう。
試験は、ある程度の時間になると退出することも許されていますが…私は今まで受けてきた試験、すべて途中退出はしていません。ま、いつも時間ギリギリ、というか間に合わないことの方が多いのですが…最後の1秒までも無駄にせず、試験と向き合っていたいから。
事実、2年前に受けたFP1級のとき、最後の1分くらいでミスに気づき、慌てて直して、3問正解することができました。この3問が出来ていなかったら、不合格になっていたかもしれない…
こんな経験があるからこそ言います。最後の最後までねばってください!
今回受検されるみなさんは、春に受けようとしていて検定が中止になってしまった、という不本意な思いをされている方も多いと思います。その後の計画が狂ってしまった方もいらっしゃるでしょう。
新型コロナウイルスの感染リスクという、私自身のときとはまったく異なる環境。色々な意味で受検生のみなさんのストレスは大変だと思いますが、きっとこれを乗り越えることで、今後の人生において大きな自信となることでしょう。
みなさんの健闘をお祈りしています!