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中山さんのブログ

FP中山沙映の日記

外出自粛の今「JIN-仁」を再放送した意味を考える

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新型コロナウイルス感染拡大をうけて、TV局では、春の新作ドラマの撮影ができず、再放送などで番組を埋めている状態です。

ニュースはともかく、ワイドショーなんて、ずっとコロナの話ばかりで気分が落ち込むし、旅番組やグルメ番組なんて、実際行けないのに見せられてもねえ…って感じ。

外出自粛要請で、家にいる時間が長い今、過去の名作ドラマを再放送してくれるのはとてもうれしいです。

とくにTBSの「「JIN」。リアルタイムでも大好きだったドラマ。「JIN」では、コロリ(コレラ)の感染を封じ、治療するエピソードは、現在の状況と通じるところがあります。

Contents

「JIN」とはどんなドラマだったのか?

「JIN」は第1シーズンは2009年10月期放送。
第2シーズンは2011年4月期放送。そう、第2シーズンは東日本大震災の直後の放送だったのです。

こちらも原作はマンガ。主演は大沢たかおさん。大沢たかおさんって、TVドラマにはあまり出ない、映画がメインのイメージの役者さんだったので、第1シーズン発表のときは、意外な配役だなと思いました。

なんでも、プロデューサーさんが原作を読んで、どうしてもドラマ化したくて、さらに仁先生はどうしても大沢たかおさんに演じてもらいたくて、ずっとオファーしてたんですって。で、大沢たかおさんのスケジュールがあいたのが2009年だった、と。

ドラマでは、原作と違って、現代では、仁先生の植物状態になってしまった恋人として未来という存在があり、タイムトリップした江戸時代で出会う花魁野風と瓜二つである、という設定。

でもこれ、すごくいい脚色だと思います。未来の存在があるからこそ、仁先生は江戸時代でも、自分の医学の知識や技術を使って人々を治療していき、そうすることで、歴史が変わって、現代ではもっと医学が進歩していて、未来を助けられるかもしれない。そんな思いが原動力にならないと、あんなにがんばる理由にならないかな、と。

第1シーズンが放送されていたとき。ペニシリンの話では、友人の子供さんがカビのついたみかんの皮をさん集めていて「仁先生にあげるの!」とか言っていたらしい…そんな彼も、もう中学生です。

素晴らしいドラマは、年月を経ても、色褪せないのですね。

現在を予見するようなオープニング

リアルタイムで観ていたのですが、すっかり記憶から落ちていました。

きれいな都会の夜景。
おしゃれなレストランで友達との会話。

少し前まで、私たちの日常だった世界。

そんな映像に重なるヒロインの未来・野風を演じる中谷美紀さんのナレーションが、現在の私たちの状況とまったく同じで驚きました。気になったので、文字にしてみました。

私たちは当たり前だと思っている

思い立てば、地球の裏側にでも行けることを

いつでも想いを伝えることができることを

平凡だが、満ち足りた日々が続くであろうことを

闇を忘れてしまったような夜を

でも、もし

ある日突然、そのすべてを失ってしまったら

鳥のような自由を

満たされた生活を

明るい夜空を

失ってしまったら

闇ばかりの夜に

たった一人、放り込まれてしまったら

あなたはそこで

光を見つけることができるだろうか

その光をつかもうとするだろうか

それとも、

光りなき世界に、光を与えようとするだろうか

あなたのその手で

仁先生は、未来のよく言っていた言葉として「神は乗り越えられる試練しか与えない」と度々発言しています。

本当にそうならば…私たちは新型コロナウイルスを乗り越えられるはず。

そんな希望を抱くことができるドラマです。

来週以降も、週末の昼間に続きが放送される予定なので、ぜひ、STAY HOMEで、リアルタイムで仁先生たちの活躍を観ましょう!

2020年4月25日(土)14:00~16:54
2020年4月26日(日)14:00~17:00
2020年5月2日(土)14:00~16:54
2020年5月3日(日・祝)14:00~17:00

 

 

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